【Siam Discovery】でグッドデザイン賞受賞のタイ文房具ブランドを仕入れよう！

2021.03.31

サワッディーカー♪
桜トレードのムーです。

今回は、Grey Ray（グレイ・レー）という文房具店を紹介させていただきます！

Grey Ray（グレイ・レー）

ペンなどの文房具といえば、皆さんは何を思い浮かべますか？
Lamy（ラミー）やParker（パーカー）などの有名なブランドでしょうか。
最近、ミニマリズムがトレンドのため無印良品も流行っていますが、タイ製文房具はあまり聞いたことがないかもしれません。
タイの伝統的芸術は手が込んでいますが、なぜ現在自慢できるようなタイの芸術やブランド、特に文房具系ブランドがないのだろうと思った方もいるかもしれません。

そんな思いで「Grey Ray（グレイ・レー）」を設立したのが「チャーンチャラ―ド・カーンチャナワォン」さんです。
彼は、装飾美術学部で卒業し、artHOUSE Institute（アートハウス研究所）という専門学校を設立しました。

チャーンチャラ―ド・カーンチャナワォンさんは、学生時代からずっと絵を描いてきたので、元々文房具を毎日使用しています。
彼は文房具が大好きで、様々なブランド品を試して来たので、文房具の機能性やデザインに関する経験と、それに対するパッションがあります。

日本やヨーロッパのようにタイ人がもっと文房具にこだわるようになってほしいと願っているそうです。

このブランドのハイライトは、タイのDEmarkアワード（2013年、2014年）、日本の公益財団法人日本デザイン振興会のグッドデザイン賞（2013年）とを受賞したことです。
このブランドは、環境にもやさしいエコ商品ですので、その点もお勧めいたします！

引用：
1.　https://www.unlockmen.com/grey-ray-the-stationary-of-thailand/
2.　https://www.unlockmen.com/interview-founder-grey-ray/
3.　https://www.creativemove.com/interview/chanchalad-khanchanawong/
4.　https://www.siamdiscovery.co.th/explore/ECOTOPIA-GREY-RAY/244

Siam Discovery（サイアム・ディスカバリー）への行き方

Siam Discovery（サイアム・ディスカバリー）は、バンコクにある他のデパートとは少し違った雰囲気のデパートです。
一般的なデパートのようにスペースを店舗ごとに分けるのではなく、フロアの広いスペースに商品をディスプレイしています。

このデパートは、ディスカバリー（発見）というテーマで、タイ人にもあまり知られていないブランドも多く集まっており、
発見されるのを待っているという意味があるとの事です。

建物のデザイン、各フロアのレイアウト、そしてブランドのチョイスも含めて、デザイン性をかなり重視しています。

デザイナーファッションブランド、エレクトロニクス・ガジェット、ホームウエア、レストラン、ジム、マダムタッソー蝋人形館、あらゆる分野が入っています。
また、現在のトレンドをフォローしていて、ユニークなポイントとしては、「エコトピア」というエコに関心がある方向けのセクションもあります！

ちなみに、今回紹介したGrey Ray（グレイ・レー）は、4階にあるエコトピア（Ecotopia）ゾーンにあります。
また2階にあるLOFT（ロフト）でも販売しています！

Siam Discovery（サイアム・ディスカバリー）への行き方についてですが、BTSで行くのが最も便利だと思います。
Siam Station (サイアム) 駅、またはNational Stadium Bangkok (サナームキラーヘンチャート) 駅どちらでも行けますが、
一番近い駅は、National Stadium Bangkok ( サナームキラーヘンチャート) 駅で、徒歩5分ぐらいで到着します。

National Stadium Bangkok ( サナームキラーヘンチャート)駅を降りてスカイウォークを歩くとデパートがすぐに見えます！

場所：Siam Discovery（サイアム・ディスカバリー）
営業日：年中無休
営業時間：10:00〜22:00（一部店舗により異なる）

EE Defender（EEディフェンダー：硬度EE製図用鉛筆キャップ）

一番最初に紹介したい商品は、EE Defender（EEディフェンダー：硬度EE製図用鉛筆キャップ）です。

タイでは、EE鉛筆をいつでも使えるようにいつも鋭く削っておきますが、収納するのが難しいのです。
付属されているキャップはあまり実用的ではなく、簡単に外れますし鉛筆が床に落ちたら鉛筆の芯が折れてしまいます。

そこで、そのような問題を解決したい思いがきっかけでEE Defender（EEディフェンダー）が生まれました。

EE Defender（EEディフェンダー）鉛筆キャップを使うことで、鉛筆芯を保護することができます。
キャップのデザインに応じて衝撃を吸収する能力が高く、落ちても鉛筆芯は簡単に折れないそうです。

二つの賞（タイのDEmarkアワード 2013年＆2014年と日本の公益財団法人日本デザイン振興会のグッドデザイン賞（2013年））を
受賞した商品もこの商品なのです！

EE鉛筆だけではなく、他の鉛筆も使うことができますのでおすすめです！

全ての色が入っているセットもあります！↓

商品名：EE Defender（EE　ディフェンダー：硬度EE製図用鉛筆キャップ）
価格：150バーツ/セット

DRAWING OUT（ドローイング・アウト：キャップ付き鉛筆補助軸）

次に紹介したいのは、DRAWING OUT（ドローイング・アウト：キャップ付き鉛筆補助軸）です。
日本では、様々なブランドの鉛筆補助軸がありますが、タイではあまり見かけないようです。

鉛筆を使い続けると鉛筆が短くなります。そこで、使いにくくなりますよね。この商品があればその問題が解決できます！
しかし、タイではほとんど場合、短くなった鉛筆を捨ててしまいますので、無駄遣いを減らすためにこの商品をおすすめです。
デザインはとてもシンプルですが、ビジネスシーンなどでも使えるようなデザインなので日本の方にもおすすめです！

セット（鉛筆＋キャップ付き鉛筆補助軸）で買うこともできます！↓

商品名：DRAWING OUT（ドローイング・アウト：キャップ付き鉛筆補助軸）
価格：270バーツ

ECO PAPER CLIP（エコ・ペパー・クリップ）

続いて紹介したいのは、ECO PAPER CLIP（エコ・ペパー・クリップ）です。
このペーパークリップは、品質の良いデュプレックスボード（すき合わせ板紙）で製作しました。
ECO PAPER CLIP（エコ・ペパー・クリップ）に鉛筆でメモを書けて、簡単に消すことができます。
簡単なメモ帳の代わりとしても使えます。

ECO PAPER CLIP（エコ・ペパー・クリップ）は、名前通り、リサイクル紙でできていて、必要以上の化学品を使わず、
100％リサイクルできることを保証しているそうです。

商品名：ECO PAPER CLIP（エコ・ペパー・クリップ）
価格：135バーツ/12個

Eco Eraser（エコ・イレーサー）

最後に紹介したいのは、Eco Eraser（エコ・イレーサー）です。
名前の通り、環境にやさしい消しゴムということです。
この消しゴムは、食品産業から捨てられたホタテ貝殻粉末から製作しています。他の素材も100％自然な素材でPVC（ポリ塩化ビニル）が一切入っていませんので体にも安全です！
環境にやさしいポイントの他、機能性も充実しています。匂いもしませんのでおすすめです！

この製品が作られたきっかけは、このブランドオーナーさんが、消しゴムを作りたいと思い、リサーチしている時に、
市場で一般的に販売している消しゴムは、口に入ってはいけないという注意事項が書いてあることに気が付きました。
リサーチを続けると消しゴムにはPVCが入っているから脳に危険だということが初めてわかりました。

タイでは今までにない、環境にも体にもやさしい消しゴムを作りたくなったそうです。
日本には、ホタテ貝殻粉末から消しゴムの大事な素材の一つの「フィラー」を発見した研究者がいて、その研究者に連絡してビジネスパートナーになったそうです。
毎年北海道の食品産業では、540,000トンのホタテ貝殻のうち約54％が無駄に捨てられていますので、それを再利用できてエコにもなります！
そのホタテ貝殻粉末から製作したフィラーから消しゴムの開発を続けて、世界で初めてホタテ貝殻粉末から製作したの日本製の「Eco Eraser（エコイレーザー）」がタイでも発売されることになりました！